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 自動車業界は100年に1度の変革期といわれる。この変革の時代をトヨタはどう乗りきるのか。同社の河合満副社長が、昨年夏に社員向けに配布した「社員手帳」に込めた思いなどについて語った。

 「トヨタには過去にも何度か危機がありましたが、これらは車の販売が落ちる『目に見える危機』でした。そういう危機であれば『3年後はこうなるぞ』と課題をあげ、一つひとつ解決しながら前に進むことができたので、必死にがんばれば目標はクリアできた。いま直面している危機は、生産現場で仕事を担当する従業員たちには、なかなか伝わりにくい。仕事はいくらでもあるし、しっかり利益も出ている。危機という実感を持ってもらえない」

 「私がトヨタに入ったころは、まだ本社工場(愛知県豊田市)と元町工場(同)だけの小さな会社で、車種は『コロナ』『クラウン』などを生産していた。1ドル=360円の(固定相場制の)時代で、貿易の自由化が心配されていた。そうなるとトヨタのような小さなメーカーは、米国の自動車大手『ビッグ3』に一気につぶされてしまうとの危機感が強かった」

拡大する写真・図版取材に応じるトヨタ自動車の河合満副社長=6日、愛知県豊田市

 「その後も、モータリゼーショ…

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