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 国が3月の完成を予定する八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の地元は観光が主産業。川原湯温泉街で20日早朝に行われた伝統の奇祭「湯かけ祭り」のようなイベントに限らず、観光客を呼び込むための様々な仕掛けを用意している。間近に迫ったダム完成後の地域の生き残りに向けた布石だ。

 町や県によると、ダム周辺には観光向けに12の地域振興施設を計画。ダム受け入れの代償として、受益者の下流都県などが整備費の多くを負担した。共同浴場「王湯会館」や道の駅など5施設はすでに運用されているが、7施設はまだ整備中。一部では、東京五輪・パラリンピックで資材不足などが生じたことも工事の遅れに影響したという。

 目玉は、今春の運航開始を目指す水陸両用バスや観光船を使ったツアーだ。県内初となる水陸両用バス1台と、観光船2隻を用意。春~秋は水陸両用バスで湖面や湖岸の地域を案内し、冬は船内から景観を楽しめる観光船を運航する。

 湯西川ダム(栃木県日光市)な…

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