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 自民党・岸田派で名誉会長を務める古賀誠元幹事長が27日、「岸田政権をしっかりと早く実現するのも私のひとつの大きな使命」と語り、ポスト安倍をめざす岸田文雄政調会長を後押しする考えを示した。昨年は菅義偉官房長官への期待感を示していたが、岸田氏に軸足を移した格好だ。

 大阪市の講演で語った。古賀氏は「私は菅さんに大きな期待を持っていることは間違いない」としつつ、岸田氏について「(岸田政権の誕生に向け)哲学と信念、平和に対する不動の姿勢を持ってほしいと期待している」と語った。

 古賀氏は昨年4月のBSのテレビ番組で、岸田氏について「必ずしもポスト安倍でなければいけないということではない」と語り、菅氏を首相候補に挙げていた。

 一方、安倍晋三首相の「1強」が続いた政治の現状について「安倍1強は政治の貧困の一つと言わざるを得ない」と指摘。「安倍さんにも傲慢(ごうまん)で誠実さ、謙虚さに欠けるという欠点はもちろんある。それを許しているのは国会の議論であり報道だ」と訴えた。そのうえで「与党も国民の期待に応えるような批判をすべきだ」と苦言を呈した。(西村圭史)