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 福井県高浜町の関西電力高浜原発3号機で27日、使用済みになったプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)を含む核燃料を、原子炉から取り出す作業が始まった。使用済みMOX燃料の取り出しは、愛媛県伊方町の四国電力伊方原発3号機に次いで2例目で、関電の原発では初めて。

 関電によると、この日は予定通り、2体の使用済みMOX燃料を、ホウ酸水で満たされているプールに移した。作業は29日まで続き、核燃料157体のうち、MOX燃料8体を含む81体を取り出す。使用済みMOX燃料の処分方法は決まっておらず、当面はプールで保管する。

 高浜3号機は2011年1月に、MOX燃料を使ったプルサーマル発電による営業運転を開始。今月6日から定期検査に入り、関電は4月上旬の再稼働を予定している。(八百板一平)