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 スウェーデンのシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所」(SIPRI)は27日、中国企業の兵器製造の売上額はロシアを抜き、首位の米国に次ぐ世界2位とみられるという推計を発表した。

拡大する写真・図版中国航空工業集団が開発したステルス戦闘機「殲31」。航空ショー会場で飛行した=2014年11月、中国・珠海、延与光貞撮影

 中国政府は軍事関連企業の情報公開を制限しており、SIPRIは財務情報が入手可能だった4社について分析した。4社の2017年の兵器売上額は、いずれも世界の上位20社以内に入る水準で、合計で541億ドル(約5兆9千億円)に上り、世界の上位100位に入るロシア企業10社の合計を大きく上回るという。

 航空機や航空電子機器を製造する「中国航空工業集団」の売上額は201億ドル(約2兆2千億円)と推計し、439億ドル(約4兆7千億円)で首位の米ロッキード・マーティン社などに続き6位、装甲車などを製造する「中国兵器工業集団」は172億ドル(約1兆9千億円)で8位に相当するという。(ロンドン=下司佳代子)