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 静岡県磐田市は28日、認知症の高齢者が事故などで賠償責任を問われた場合に備え、当人や家族に代わって市が保険契約すると発表した。2月定例議会に提案し、可決されれば県内初の取り組みになるという。

 市の認知症高齢者事前登録制度「見守りオレンジシール」の加入者が対象。家族が監督責任を負った場合も含め、認知症の高齢者が事故(自動車事故は対象外)を起こして相手にけがをさせたり、店で商品を壊したりした場合に備えて市が全額負担して保険契約する。対象者は200人を見込み、35万4千円の予算案を提案する。

 市高齢者支援課によると、市内の認知症患者数は4840人(2019年3月末時点)。オレンジシールには138人(15日現在)が登録している。問い合わせは同課(0538・37・4831)へ。(須田世紀)