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【2012年10月16日朝刊静岡版】

 女優の宮城まり子さん(85)が、障害がある子どものための養護施設「ねむの木学園」(掛川市)を創立して、4月で45年になった。この間、原発を避けて移転し、子どもたちの作品も発信し続けている。学園と子どもたちへの思いを聞いた。

 ――45年間、続けてこられた理由は

 だってやめられないもの。人にやれって言われたことじゃなくて、自分がやりたいって言ったことだから。そして、人を、子どもを、愛しちゃったから。よそへ行っても毎日学園へ電話して、職員と子どもと話します。「朝、ちゃんと起きたかな」「ご飯、ちゃんと食べたかな」ってね。

 ――中部電力浜岡原発の建設が理由で、1997年に学園を当時の浜岡町から現在の掛川市へ移転されましたね

 原発の建設工事をしていた当時、近くでたばこの火が原因で枯れ草が燃える火事があったの。すぐ学園全館に「火事がありました。火は消えました」と放送しました。

 すると、ちょっと考えられない早さで職員が子どもを連れて集まってきた。みんなこれだけ原発を恐れているんだ、子どもをどきどきさせているんだって気づいたの。4号機が建設中で、「えいやっ」という気持ちで移転を決めました。山で原発から遮られていること、何より桜がきれいだったことから、今の場所、掛川を選びました。

 ――子どもたちへの教育で、何を一番大切にしていますか

 自分の持っているものを生かし…

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