大阪)古曽部焼を再興 寒川義崇さん(68)

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室矢英樹
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 高槻市の山あい、水無瀬川のほとりに、登り窯を擁した窯元がある。地元に伝わる古曽部(こそべ)焼を再興した寒川義崇さん(68)の工房だ。

 市教育委員会によると、古曽部焼は江戸時代後期に生まれた。流通網が整備され、各地の食材が入手できるようになり、料理法が進化した。庶民が使う食器も、木製から陶磁器に。茶道も普及し、茶道具のニーズも高まった。

 古曽部焼は、京都で修業した初代・五十嵐新平が郷里の古曽部村(現在の高槻市)で窯を開いたのが始まりとされる。高槻は水と粘土、燃料の薪(まき)が豊富。古墳時代にはハニワの一大産地で、もともと陶器作りに適した地だったといえる。

 茶道具のほか、火鉢や土瓶な…

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