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 精子には「電気」を感じる特殊な仕組みがあることを、大阪大学の岡村康司教授(統合生理学)らがつきとめた。電気を感じとれない精子は正常に動かず、卵子にたどりつきにくくなることもわかった。この発見が、将来的に不妊治療に生かせるかもしれない。

拡大する写真・図版正常なマウスの精子の軌跡を、虹色で示した顕微鏡画像。縦横に動き回っていることがわかる=大阪大学の河合喬文助教提供

 大阪府吹田市の阪大病院裏にある研究室を訪ねた。河合喬文(たかふみ)助教がマウスの精子の動きを画面に映して見せてくれた。元気に動く精子のほかに、くるくると回ってほとんど移動しない精子があった。

 河合さんは「回っている精子は、電気信号を感じるのに必要なたんぱく質をなくしたマウスのもので、これがないと受精率が約8割落ちることがわかりました」と説明した。確かにこれでは、卵子まで到達できないだろう。

拡大する写真・図版精子の研究に使われた機器について説明する大阪大学の岡村康司教授=大阪府吹田市

 今まで、様々な細胞が電気信号…

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