[PR]

 りそなホールディングス(HD)は4月1日付で、南昌宏取締役(54)が社長に昇格する人事を固めた。傘下のりそな銀行社長はりそなHDの岩永省一取締役(54)、埼玉りそな銀行社長はりそなHDの福岡聡取締役(54)がそれぞれ就任し、グループ全体の経営トップの若返りを図る。

拡大する写真・図版りそなホールディングス社長に就任する南昌宏氏(りそなHD提供)

 HDとりそな銀行の社長を兼務する東和浩氏(62)、埼玉りそな銀行社長の池田一義氏(63)は、それぞれの会社で代表権のない取締役会長に退く。

 南氏は現在、店舗やスマートフォンアプリなどの販売チャンネルの戦略などをまとめる「オムニチャネル戦略」を担当している。HD社長につくことでデジタル事業の強化や新規事業の開拓をはかるねらい。

 南氏、岩永氏、福岡氏はいずれも1989(平成元)年入行。りそなHDは2020年度から新たな中期経営計画が始まるのにあわせ、役員体制を一新する。

拡大する写真・図版りそな銀行社長に就任する岩永省一氏(りそなホールディングス提供)

拡大する写真・図版埼玉りそな銀行社長に就任する福岡聡氏(りそなホールディングス提供)

 東社長は13年に就任。「リテールナンバー1」を掲げて顧客サービス向上を図り、15年には政府から投入された公的資金を完済。17年には三井住友フィナンシャルグループと傘下の関西の地銀3行の経営統合を決め、「関西みらいフィナンシャルグループ」を発足させた。(新宅あゆみ)