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 米国務省報道担当者は28日夕(日本時間29日朝)、朝日新聞の取材に対し、米政府のチャーター機が武漢市を出発したことを明らかにした。AP通信によると、チャーター機は現地時間の29日早朝に出発したという。アラスカ州アンカレジ経由でカリフォルニア州オンタリオへ向かう予定だ。

 米政府は武漢市の米総領事館職員とその家族、一部の米国市民を退避させるためチャーター機を用意。北京の米国大使館は中国在住の米国市民にチャーター機の運航について告知したが、座席数は限られているため、新型コロナウイルスできわめて「重大な危険」にさらされている米国市民を優先するとしていた。

 フランス、韓国両政府も、武漢市に残る自国民らを帰国させるため、航空機を準備している。(ワシントン=園田耕司)