[PR]

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に苦しむ中国で、武漢市(湖北省)の邦人の帰国を支援するため日本政府が送ったチャーター機が現地にマスクなどの支援物資を届けたことに、称賛の声が広がっている。

 27日午後、茂木敏充外相が「全面的に支援したい」と語るニュース動画が中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」に上がると、瞬く間に拡散。再生回数は29日朝までに2千万回を超えた。約14万の「いいね」がつけられた転載もあり、「感動した」などの書き込みが相次いでいる。

 2008年の四川大地震で日本の救援隊がいち早く現地入りしたことに触れ、「あの時のことも忘れていない」「苦しい時にいつもすぐに声を上げてくれる」と感謝を示す人もいる。

 海外への団体旅行が停止された中国では、日本の観光地が訪問客の激減で苦境に陥っていることも報道されており、「ウイルスが去ったら絶対に日本に応援に行く」「日本のものをたくさん買いたい」といった書き込みもある。

 日本からの支援や応援をめぐっては、武漢市と友好都市の大分市が医療用マスクを贈った際の「武漢加油(がんばれ)」と記された箱や、日本国内のスーパーにある「同舟共済(ともに乗り越えよう)」との掲示の画像も、SNS上で広く拡散されている。(北京=平井良和)