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大川小、遺族の思い:3

 臆病だった息子は、津波の恐怖で立ち上がれなくなっていた。生き残った児童が、そう教えてくれた。東日本大震災で、日本中の人たちが、その名前を知った「大川小学校」。先生たちが守ってくれていると信じた学校で、長男を失った今野浩行さん(57)が語った。

 仙台地裁は2016年10月、二審の仙台高裁は2018年4月、ともに市と県に損害賠償を命じ、遺族側が勝訴した。

 ――大川小の校庭では73人の児童が犠牲になりました。でも、提訴したのは、そのうち23人の児童の親たちでした。

 いろんな事情がありました。奥さんは裁判に訴えたいが、夫の会社が市と取引があるので、会社に迷惑をかけられないと加わらなかった人もいました。

 ――大川小の児童や先生たちは校庭に約50分間とどまり、避難を始めた直後に津波にのまれました。

 親からすれば息子は亡くなった…

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