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 日本の介護技術を学ぼうと、タイ北部チェンマイ市にあるパーヤップ大学看護学部の4年生20人が、2月13日まで富山県魚津市の老人介護施設などで研修を行っている。チェンマイ市と魚津市が友好親善都市となっている縁で、パーヤップ大が昨秋、魚津市の社会福祉法人新川老人福祉会に日本での研修を打診して実現した。

 同福祉会が運営する特別養護老人ホーム「新川ヴィーラ」(魚津市大光寺)で29日、学生たちはシーツ交換や入浴介護の補助などを体験した。入所者がちぎり絵を作っている途中で日本の民謡を歌い出し、学生たちがすかさずタイ舞踊の手ぶりで応じると、周囲に笑顔が広がった。

 研修には同福祉会のほかに、県内の専門学校なども協力している。同福祉会では、インターンシップによる研修や特定技能1号による就労も視野に入れ、今後の受け入れを検討したいという。

 学生の一人のコッチャコン・カムワンさん(22)は「何種類もある車椅子や寝たまま湯につかれる浴室など、タイにもほしい介護設備をたくさん見た。ここで学んだ経験をタイでいかしたい」と話していた。(高津守)