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 神戸市の中華街・南京町周辺で通行人に除霊と称して目をつぶらせた隙に多額の現金を盗んだとして、兵庫県警は、中国籍の何(ハア)秀妹(シウメイ)容疑者(46)を窃盗容疑で逮捕したと29日発表した。容疑を認めているという。

 捜査3課によると、何容疑者は昨年6月15日、4人の仲間と共謀し、南京町周辺で市内の女性に「除霊する」などと声をかけ、目をつぶらせている間に、用意させた現金約340万円などを盗んだ疑いがある。

 何容疑者らは女性に「中国語がわかりますか」と声をかけ、中国語で「家族が交通事故で死ぬ。財産を清める必要がある」などと持ちかけた。女性は現金を用意して再会。現金などをポリ袋に入れ、おはらいを受けた。何容疑者らと別れた後に返された袋に現金がないことに気づいたという。

 何容疑者は別の4人の仲間と共謀し、昨年11月に千葉県松戸市で同様の手口で現金を盗んだとして、昨年12月に窃盗容疑で逮捕・起訴されている。