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 2015年に朝日新聞が実施した「被爆70年アンケート」に寄せられた被爆者からの回答を読み直すと、あるメッセージが目に留まった。「戦争中、日本本土爆撃で広島以上に怖い目に合われた多くの人々がいます。私たち被爆者と同じように面倒を見て下さるとよいと思います」。戦争で犠牲になったのは被爆地だけではない。被爆者自身がそう語るのが新鮮に思えた。どんな人か知りたくて、広島市中区に会いに行った。

 加藤萬喜子さん(90)が笑顔で出迎えてくれた。終戦時は進徳高等女学校(現・進徳女子高校)4年。「お国のため」に勤労奉仕した。「青春もロマンもなかったですよ」

 八丁堀(現・広島市中区)の福屋百貨店の3軒隣にあった雑貨店で生まれ育った。

 部屋の壁に世界地図を貼り、日…

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