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 有権者は自分の利害に即して投票するものだが、自分ではない誰かを含むものが社会だ。たとえ身近な存在として関わることがないとしても、性的少数者や身体障害者の人々、選挙権を持たない在日外国人らが、住民として京都市にいることに思いをはせる。これは有権者に求められていることの一つだ。

 京都の大学に赴任して特に思ったのは、在日外国人や留学生が相当数いること。大学で講義をした際に、自分が在日外国人であると個人的に告げる学生がいた。それまでは「選挙に行こう」と発言したこともあったが、実は残酷なことだったのではないかと気づいた。

 若者もマイノリティーも含むのが政治であり、一時的にしか京都に住んでいない、または選挙権を持たない人たちが価値を持たないかというと、決してそうではない。むしろ、新しい価値観を与えてくれる。

 指導しているベルギー人の学生…

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