「収容者の島」に隔離、中国便停止…新型肺炎に世界は

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シドニー=小暮哲夫 パリ=疋田多揚、ロンドン=下司佳代子、シンガポール=守真弓
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 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が世界で広がるなか、中国との交流の多い国や地域は、中国からの帰国者らの隔離や自宅待機など、さまざまな手法で警戒を強めている。なかには過剰な対策もあるとして、冷静な対応を求める声も出ている。

 豪州政府は29日、中国・湖北省にいる600人以上の自国民を退避させるため、チャーター機を手配すると発表した。まずは豪大陸から北西に1500キロ離れたインド洋の豪領クリスマス島に移動させて検査を実施し、島内の隔離施設に14日間とどまるよう求める方針だ。同島に専門の医療チームも派遣する。

 「迅速に対処できる態勢が数日中に整うからだ」。ハント保健相は29日の記者会見で、同島を使う理由をそう説明した。日本や米国は14日間の隔離措置を取っていないことを問われると「豪州は世界で最も用心する国の一つだ」と述べた。

■島民、知らされぬまま…

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