拡大する写真・図版JR九州による鉄道の自動運転試験の様子。運転士が左手で二つの白いボタンを押すと、列車が走り始める=2019年12月28日

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 すべて地上を走る線路で、踏切もあるのに、駅にホームドアはない――。そんな典型的な在来線に、JR九州が自動運転を導入しようとしている。果たして安全なのか。そしてそのねらいは何なのか。

 JR九州が自動運転の走行試験を行ったのは、福岡市郊外を走るJR香椎線の西戸崎―香椎間(12.9キロ)。通勤や通学の客が利用する、静かな近郊路線だ。

 走行試験があったのは、年の瀬も押し迫った昨年12月27日から28日にかけてだった。夜間の終電が終わった時間帯に行われた。

 使用する車両は、819系の2両の電車。通称「DENCHA」と呼ばれる蓄電池を積んだ車両で、1編成に自動運転用の新たな装置を載せた。

 福岡市東区の雁ノ巣駅で、運転…

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