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 築地に15年も通い続け、人気ブログ「春は築地で朝ごはん」を執筆する築地グルメマニアのつきじろうさん(50)。市場関係者でもないのに、そこまでハマった魅力は何か? おいしいお店に出会うコツも聞きました。

 底冷えのする朝7時、場外市場のそば屋でホタルイカをさかなに熱かんをチビリ。ほろ酔いで店を出たら、今度は立ち飲み屋でおでんをつまむ。それからホットワインで体を温め、次は穴子の白焼きを食べて……。つきじろうさんのとある休日だ。

 昔から、朝食は2人前食べないと調子が出なかった。以前は駅のカレー屋でカレーをかき込み、牛丼屋でさらに1杯平らげて出勤していた。2005年の年明け、本屋で偶然築地のグルメ本を手に取った。試しに早起きして通い始めたら「朝からおいしいごはんがたっぷり。天国みたいなところでした」。

 市場の濃密な人模様も垣間見えた。客の顔を見ただけで、その人好みの焼き加減や切り方でパンを出す喫茶店、麺のゆで具合を調整するラーメン屋。薬をのむ市場関係者には、あうんの呼吸でさっと水が差し出される。何度も足を運ぶうち、つきじろうさんにもなじみの店が増えていった。仲良くなった店員さんにおすすめの店を聞き、さらに行動範囲を広げていった。

記事の後半で、「安くておいしい店」に出会うコツを初級編から上級編まで、つきじろうさんが教えてくれます。

 母の介護を始めた11年からは、母のために築地で魚を仕入れて料理をするのが趣味に。マダイの昆布締めにアユの煮浸し、白子のゆず釜焼き。いかめしそうな店主も、買った魚でつくった料理の写真を見せると喜んで調理法を伝授してくれ、手の込んだ料理に次々挑戦した。

 ある日は顔を見るなり「今日あ…

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