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 中国の湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、福岡市の高島宗一郎市長は30日、自身のフェイスブックやブログで「博多港において当面は中国本土からのクルーズ船の寄港の拒否をすべきと思っています」との考えを明らかにした。

 市の担当者によると、高島市長の指示で同日、海上保安庁や出入国在留管理庁の出先機関に入港と上陸の拒否が可能か照会。政府からの指示がないなどを理由にできないとの回答があったという。

 高島市長は「一度に多くの方が入国されるクルーズ船の動きを中心に不安を持たれている方も多い」として、クルーズ船の入港状況や市の相談電話の開設などにもあわせてふれた。中国政府は27日から海外への団体旅行を禁止しており、高島市長は「中国本土からのクルーズ船は当面キャンセルの見込み」とした。

 国土交通省のまとめでは、博多港には、上海発着便を中心に、2019年にはクルーズ船が229回寄港していて、那覇に次いで全国2位。