[PR]

 節分を前に奈良市の興福寺で1日、寺の婦人会の女性らが、豆まきに使う「福豆」を準備した。25人ほどが手分けして大豆を小さな紙袋に入れ、約6300袋をつくった。3日の節分行事「追儺会(ついなえ)」でまかれる。

 女性らは、長机に並んだ木箱から、おちょこほどの大きさのカップで大豆をすくい取り、袋に詰めていった。婦人会長の伊藤稔代(としよ)さん(82)は「追儺会はみなさんの無病息災を願う行事。今年はなんといっても新型コロナウイルスの終息を願います」と話した。

 追儺会は東金堂で営まれる。午後6時半から法要が始まり、鬼追いの儀式が続く。7時半ごろから、お堂前に設けた舞台で豆まきがある。福豆は豆まきでまかれるほか、当日午後1時ごろからお堂前で授ける。(加治隼人)