拡大する写真・図版香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)の素案。ゲームについて「1日当たりの利用時間が60分まで」とある=2020年1月30日午後7時8分、高松市、添田樹紀撮影

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 子どもがゲームに触れる時間を限る内容を盛り込んだ「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」の制定を、県議会がめざしています。朝日新聞高松総局の記者が、自らの体験も踏まえて率直に語り合いました。

 ――条例素案を初めて読んだときの感想は。

 広島 理念だけを並べた条例になると思っていたら、「1日60分」という数字が出てきて驚いた。ギャンブルやアルコールの依存に関する法律でも、具体的な数字を挙げた規制はしていない。

広島敦史(43)=スマホゲーム「ドラクエウォーク」にはまっている

 多知川 ゲーム依存への危機感や問題意識は伝わってきた。それ自体は賛同できる。ただ、利用時間の制限を書いた18条に違和感が強い。

多知川節子(41)=5歳の長男にスマホのロックを解除されるようになった

 石川 19歳の弟もオンラインゲームにはまっていたが、両親が時間を制限していた。家族で話し合うべき事情に、条例がここまで踏み込んでいいのか。

石川友恵(25)=社会人3年目。「太鼓の達人」や「マリオカート」が好き

 平岡 個人の趣味、嗜好(しこう)を法律の力で押さえ込もうとして失敗したアメリカの禁酒法を思い出した。

平岡春人(22)=社会人1年目。高校入学以来ゲームはほとんどしていない

「お上のルールいらない」

 ――有識者やネット上の意見でも、18条の時間制限について批判が多い。

 多知川 修正案は「基準」とい…

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