拡大する写真・図版マスク姿で試験開始を待つ受験生ら=2020年2月1日午前10時14分、大阪府吹田市の関西大千里山キャンパス、細川卓撮影

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 本格的な受験シーズンの到来だ。1日は、各地の私立大学などで入学試験があった。新型肺炎への懸念から、会場でのマスク着用をよびかける大学もあった。

 1日から学部入試が始まった明治学院大。この日午前、最寄り駅からの道は、マスク姿の受験生が多く見られた。大学は1月30日、大学ホームページで「安全な受験環境を保持するため、マスクの着用を励行しています」と受験生に呼びかけ、試験監督にもマスク着用を促した。

 受験した東京都板橋区の女性(19)は、新型コロナウイルスの感染拡大が報じられるようになってから、ウェットティッシュを持ち歩いてこまめに手をふくようになった。「1年間色々と我慢して頑張ってきたので、勉強以外で後悔したくない」と語った。

 1日から入試が始まった関西大には「マスクをつけたままでもよいか」という問い合わせが複数寄せられ、事前にホームページやツイッターで「試験中の着用も認める」と呼びかけた。本人確認の時だけ、マスクを外してもらって、受験票の写真を照合した。

 今週以降、試験が始まる学習院大では、受験会場の入り口付近にアルコール消毒液を用意する予定だ。早稲田大は、希望者にマスクを配布できないか検討するという。

 北九州予備校(北九州市)は1日から、全国13カ所の校舎と17カ所の学生寮で、教職員と生徒、来校者にマスク着用を促した。同予備校がこうした対策を取るのは初めてという。担当者は「2003年のSARSや09年の新型インフルと違い、今回は受験シーズンを直撃した。受験生はすでに各地を移動する時期で、とても心配だ。受験は一生に関わることなので、できる限り対策をしたい」と話す。

「試験中の着用は?」質問相次ぐ

 1日から入試が始まった関西大(大阪府吹田市)。8日までの各学部の試験には計5万9459人が出願している。この日、試験会場に向かう受験生のほとんどがマスク姿だった。構内には手洗いの徹底やせきエチケットを呼びかけるポスターが貼られていた。

 大学側は試験の際、本人確認のため、受験生の顔と受験票の写真を照合する。関西大には「マスクをつけたままでもよいか」という問い合わせが複数寄せられ、事前にホームページやツイッターで「試験中の着用も認める」と呼びかけた。本人確認の時だけ、マスクを外してもらう。

 1~7日の試験に2万4994…

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