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日曜に想う 編集委員・曽我豪

 長蛇を逸するのはこれで何度目か。

 長期政権の綻(ほころ)びは誰の目にも明らかなのに、野党は立憲民主、国民民主両党の合流一つ答えを出せない。政策論争の末ですらないのだ。対等合併か否かといった皮相な争いが合流を阻む。政権交代の入り口のはるか手前で立ち往生する。

 小沢一郎氏が、合流出来なければ「国民に対する裏切り行為だ」となじるのも無理はない。思い返す言葉がある。

 2007年秋のことだ。

 民主党は夏の参院選で大勝、福田康夫自公政権を衆参ねじれに追い込んだ。衆院選で一気に政権交代だと党内が主戦論に染まるなか、突如、小沢代表と福田首相の党首会談で大連立構想が浮上した。

 なぜ敵対する政権を延命させかねない大連立を考えたか。党内の猛反対で頓挫した後、小沢氏は朝日新聞のインタビューでその狙いを赤裸々に語った。

 それは政策実現上の実利だった…

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