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 松江市の田和山(たわやま)遺跡でみつかった弥生時代中期後半(紀元前後)ごろの石製品に、文字(漢字)が墨で書かれていた可能性があると、福岡市の研究者が明らかにした。国内で書かれた文字とすれば国内最古の例となる。一方、赤外線撮影では墨書を確認できなかったことなどから慎重な意見もあり、議論を呼んでいる。

 福岡市埋蔵文化財課の久住猛雄さんが1日、岐阜県大垣市で開かれた学会で発表した。石製品は長さ9センチ前後。久住さんは、墨をすりつぶした使用痕などから石製品を国産の硯(すずり)と推測。裏の中央付近に、二つの黒っぽい線のようなものが見られ、中国統一王朝の前漢後半から後漢初めの時代にあたる紀元前後ごろの隷書体とみて、墨書きによる「子」と「戊」との見方を示した。

 同じく弥生時代の硯を調査している柳田康雄・国学院大客員教授(考古学)も文字とみて、「北部九州の文化要素の全国への伝播(でんぱ)を物語る」と話すとともに、「午」「壬」や「戌」「戍」の可能性も指摘する。

 国内で確認された最古の文字は…

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