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 中国・湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、エスパー米国防長官は1日、隔離が必要な人の収容先としてコロラド州やカリフォルニア州の四つの米軍施設を提供する方針を決めた。計1千人の収容が可能だという。

 米厚生省の要請を受けた措置。トランプ米政権は1月31日、公衆衛生上の緊急事態を宣言し、過去14日以内に中国に滞在した外国人の入国を拒否するのに加え、過去14日以内に湖北省に滞在した米国人に入国後14日間の隔離を義務づけた。国防総省が今回提供する米軍施設でも、14日間の隔離措置が取られることになる。ただし、国防総省は施設を提供するのみで、医療ケアや経過観察などは厚生省が担当するという。

 武漢からチャーター便で29日に帰国した195人はすでに連邦検疫命令に基づく14日間の隔離措置が取られ、カリフォルニア州の空軍基地に収容されている。(ワシントン=園田耕司)