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 建設が進んでいた、新型コロナウイルスによる肺炎の患者を専門的に受け入れる中国・湖北省武漢市の「火神山医院」が2日、ほぼ完成し、人民解放軍に引き渡された。工事は春節による大型連休を返上して24時間態勢で行われ、工期10日ほどの「超突貫工事」だった。病床数は約1千で、3日に開院し、患者を受け入れる。

拡大する写真・図版中国・武漢市で2日、ほぼ完成した火神山医院=AFP時事

 中国中央テレビなどが報じた。病院の面積は2・5万平方メートルと東京ドームの半分程度。工場であらかじめつくった部品を組み立てるプレハブ建築で、建設の過程を記録した映像はSNSで多くの人が閲覧した。

拡大する写真・図版今月1日、完成直前の「火神山医院」。新型コロナウイルスによる肺炎の患者を専門に受け入れる=新華社

 市内では5日の完成をめざす「雷神山医院」(病床数約1600)の建設工事も進んでいる。二つの新設病院の病床数は計約2600で、市内の30日時点の患者数約2400人を収容できる規模になる。だが、感染は拡大中で、受け入れ態勢の整備を続ける必要がありそうだ。(北京=福田直之)