拡大する写真・図版マツダの工場の一角に鎮座する「御神体」=2019年11月13日、広島市南区

 カネもヒトも余裕のないマツダは、岐路に立たされていた。ましてや、ハイブリッド車(HV)などのノウハウは少ない。

 2000年代、すでに「プリウス」で市場を切り開いていたトヨタ自動車を筆頭にHVが次々と投入され、日産自動車の「リーフ」や三菱自動車の「アイミーブ」など電気自動車(EV)も登場した。世界各地で環境規制が強まり、「エコカー」の本命をねらって主導権争いが繰り広げられた。

 ガソリンを燃やした際の燃焼効率には、まだ改善できる余地がある――。世界初のロータリーエンジン(RE)車を開発したマツダは、これまでの路線で戦う道を選んだ。「ほかの動力源を開発しても追いつけない。世界一のエンジン開発をめざそうと自分たちの力に賭けた」。マツダに詳しいジャーナリストの宮本喜一は解説する。

 「本当にできるのか」「うちに…

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