拡大する写真・図版中国の「ケンタッキー・フライド・チキン」が始めた宅配の「無接触」サービス。配達員と客が互いに商品から2メートルの距離をとりあって受け渡しをする=2020年2月3日、北京

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 新型コロナウイルスによる肺炎の脅威に直面した中国で、人から人への感染を防ぐ「無接触サービス」が始まっている。宅配や授業、検温など幅広い分野に及ぶ。

 北京市内で3日朝、出前で注文した「ケンタッキー・フライド・チキン」の朝食セットを届けに来た配達員は、取りに出た記者から2メートル以上離れた路上に、商品が入った箱を下ろした。

 「近寄らないで」と身ぶりで伝えながら箱の上に商品を並べ終えると、自分も2メートル離れ、「OK」の合図。記者が商品をとり、また2メートル以上離れたのを見届けて箱を回収していった。

 中国の同社が1月30日から始めた「無接触サービス」だ。新型肺炎は、せきなどの飛沫(ひまつ)が主な感染経路とみられ、人同士が2メートル以内の接触を避けることが有効な予防手段と考えられる。スマートフォンで注文、決済する出前でも唯一残る受け渡し時の接触リスクを最小限にする試みだ。

宅配だけでなく、学校の授業や行政の記者会見、そして容疑者の取り調べまで。「無接触」は中国で急速に広がり、多岐にわたります。記事の後半では動画も見られます。

 感染者が多い湖北省武漢市の交…

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