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 中国発の新型肺炎が株価を揺さぶり、実体経済もむしばんでいる。春節が明けても中国の経済活動は停滞し、正常化の時期は見通せない。影響は日本を含めたアジアに強く出そうだ。

幅広い企業、営業・生産できず

 春節休み明けの3日、上海にあるみずほ銀行の拠点は営業を再開したが、出勤した社員は電話で取引先企業の相談などを受け付けただけ。中国国内のほとんどの都市では、地元政府の意向に沿って、製造業やサービス業などの幅広い企業が活動を再開できずにいる。今後の感染の拡大しだいでは、営業や生産の停止は、各地が設定した9日を越えて長引く恐れもある。

 上海から西に50キロ。精密工場が密集する江蘇省昆山市の経済開発区は3日も静けさに包まれていた。江蘇省政府は生活必需品以外の工場の操業開始を10日以降に延期する指示を出しており、ほとんどの工場が操業を止めている。

 米アップルのスマートフォン「iPhone」を生産する工場では、広大な敷地内の道路を歩く人はいなかった。工場入り口には防護服姿の係員が立ち、出入りをチェックしていた。

拡大する写真・図版当局の指示を受けて操業を見合わせているiPhoneの生産工場。普段は工場従業員であふれる道路は閑散として、入り口では防護服姿の係員が出入りを管理していた=3日、江蘇省昆山市、宮嶋加菜子撮影

 工場近くを歩いていた男性従業…

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