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 中国国家衛生健康委員会は4日、新型コロナウイルスへの感染による死者が湖北省で前日の集計から64人増え、中国本土で425人に達したと発表した。香港の医療当局によると、香港でも39歳の地元男性の死亡が確認された。中国本土以外での死者はフィリピンに次いで2人目。

 中国本土での感染者数は3200人以上増えて、2万438人になった。死者、感染者の前日からの増加数はこれまででもっとも多く、感染の拡大は依然として衰えを見せていない。さらに2万3千人以上に感染の疑いがあるという。

 最初の発生地の武漢市がある湖北省は、死者数が414人と中国全体の95%以上を占め、感染者数も6割以上に上る。国営新華社通信によると、3日にあった中国共産党最高指導部の政治局常務委員の会議では「湖北省、とりわけ武漢市がなお対策の重点中の重点」とし、国家的な支援を投入していく方針が示された。

 この会議では「今回の対応であらわになった欠点や不足について対処能力を高める必要がある」と強調され、習近平(シーチンピン)指導部が対応の不備を認めた形となった。(北京=平井良和)