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 東北新幹線や北陸新幹線などで、切符の代わりに交通系ICカードを使って乗れる「新幹線eチケットサービス」が3月14日から始まる。JR東日本の深沢祐二社長が4日の定例会見でサービスの内容を発表した。一度の予約で最大6人まで利用できる。

 JR東の新幹線チケットレスサービスは、2008年に始まった「モバイルSuica特急券」と18年からの「タッチでGO」があるが、前者はスマートフォンなどモバイル専用でカードは使えず、後者は関東圏の自由席限定だった。eチケットサービスの導入で、モバイルSuica特急券はサービスを終える。

 eチケットサービスは、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田各新幹線で導入。予約サイト「えきねっと」(JR東日本、北海道)か「e5489(いいごよやく)」(JR西日本)を通じて指定席や自由席を予約できる。現在は乗る前に券売機で切符を発券する必要があるが、新たなサービスでは日ごろ使っているSuicaやPASMO、ICOCAなど全国10種類の交通系ICカードの裏面に記された番号をサイトに登録しておけば、カードを自動改札機にタッチして入出場できる。

 東海道・山陽新幹線ではチケットレスの「EXサービス」がすでにあるが、eチケットでは予約情報の管理や照合を改札機ではなく、センターサーバーで行う方式を採用。これにより、1回の予約で最大6人までが登録したそれぞれのICカードで乗れるようになる。深沢社長は「サービス拡充が容易なため、将来は在来線のチケットレス化も検討していく」と話した。

 EXサービスは、08年に専用ICカードを用いたチケットレスサービスを始め、17年からは交通系ICカードも使えるようになった。22年春には九州新幹線でも使えるようにする予定だ。

 eチケットサービスで使えるICカードは次の通り。

 Suica▽Kitaca▽ICOCA▽PASMO▽TOICA▽manaca▽PiTaPa▽nimoca▽SUGOCA▽はやかけん。(細沢礼輝)