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 太平洋の島国ミクロネシア連邦が今月初めから、新型コロナウイルスの感染者が確認された、日本を含むすべての国・地域からの入国制限を始めた。ミクロネシアに入国するには、最低14日間は感染者のいない国や地域で過ごす必要がある。「国民や住民の命と安全を守るため」としており、入国制限は外国人だけでなく自国民も対象になる。

 政府は1月31日に入国制限を発表。同時に中国本土からは入国を禁止した。在ミクロネシア日本大使館によると、この決定に基づき、3日からグアム発ミクロネシア行きの航空便で搭乗を拒否される例が出ている。同国への便がある米領グアムや米ハワイのホノルルなどは「感染者のいない地域」とされており、ミクロネシアへの入国にはこれらの場所に14日間、滞在する必要がある。同大使館は、渡航を計画する日本人に注意を促している。

 人口10万人余りのミクロネシアの在留邦人は107人(昨年10月現在)。同国の発表によると、2016年の同国への入国者は年間約1万人で、うち日本人は約1600人だった。(シドニー=小暮哲夫)