拡大する写真・図版花總まりさん=2020年1月、大阪市北区、滝沢美穂子撮影

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 俳優の花總(はなふさ)まりさん(46)は、名だたる「女王」を演じてきた。

 エリザベートにマリー・アントワネット、エリザベス1世、額田女王(ぬかたのおおきみ)――。激動の時代に生きた女王の物語を、歌や語りなどで一挙につづるコンサートを23日、NHK大阪ホール(大阪市中央区)で開く。

拡大する写真・図版花總まり=2020年1月、大阪市北区、滝沢美穂子撮影

 どの人物も、宝塚時代からこれまでに出会った「思い出深い役ばかり」。「通常は一公演で一つの役しか演じませんが、今回は何人もの女王を演じます。ぜひ、その日限りの共演を楽しみにしていただけたら」と語る。

拡大する写真・図版花總まり=2020年1月、大阪市北区、滝沢美穂子撮影

 ミュージカル界にさんぜんと輝く自身の歩みにも、「女王」という言葉がよく似合う。宝塚歌劇では、歴代最長の12年3カ月にわたってトップ娘役を務めた。今や人気作として定着した「エリザベート」「ファントム」の日本初演時にヒロインの大役をこなした。

 中でも、自由を求めてひたむきに生きたオーストリア・ハンガリー帝国の皇后を演じた「エリザベート」は自身の代表作。1996年の初演が好評だっただけに、2年後に再び演じると決まったときは「できれば初演のまま、みなさんの記憶の中にとどめておきたい」と悩んだ。「多くの方が、曲を歌えるくらい愛してくださっているミュージカル。緊張が年々増しています」

 2006年の退団後も、東宝版やコンサートでたびたび演じてきた。この役で、15年度の菊田一夫演劇賞大賞を歴代最年少で受賞した。「初演のときは私もまだ22、23歳。そのとき感じたエリザベート像と今とでは、感じ方が全然違う。エリザベートが年を重ねていったときの人生の奥深さや表現の幅が深まってきました」と話す。

 東宝版は今年で20周年。記念…

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