拡大する写真・図版1979年の記者会見で笑顔を見せる小林庄一郎社長。当時の担当記者は「いつも笑顔で記者を迎えてくれた」と振り返る

 「人事案件がございます」

 1987年2月26日の関西電力取締役会。議長を務めた小林庄一郎会長が居並ぶ役員を前に告げた。事務局が配った6月の株主総会の取締役候補リストには、芦原義重名誉会長と、その側近で社内で実権を握っていた内藤千百里(ちもり)副社長が「退任予定者」とあった。

 「こんなのは違法じゃないか」と芦原氏。内藤氏は立ち上がって「おまえはそれでも人間か」と怒った。小林氏は「弁護士に相談ずみです。賛成の方は挙手を。事務局は数えなさい」。出席した取締役28人のうち20人以上が賛成した。

 当時、親族らを重用する芦原氏…

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