拡大する写真・図版「漣さんは最初に出会ったプロの役者さん。親鳥のような存在で、ずっと追いかけていました」と大杉さんとの思い出を振り返る板谷由夏さん=外山俊樹撮影

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 名バイプレーヤー、大杉漣(れん)さんの急逝からまもなく2年。突然の訃報(ふほう)が届いたその日、放送されたドラマで「バイプレーヤー」として共演していたのが、俳優の板谷由夏さん(44)です。デビュー作で共演して以来の芝居が、大杉さんの遺作となりました。そのデビュー作で大杉さんから贈られた言葉が、今までずっと、指針になっているといいます。

「親鳥」がくれたメッセージ

 漣さんをデビュー作からずっと「親鳥のように」慕ってきた。

 1997年から撮った映画「アベック モン マリ」が初めての芝居だった。何もわからないまま飛び込んだ役者の世界。すでにベテラン俳優だった漣さんが、新人ばかりの現場でも差し入れを欠かさず、できるまでやろうと根気よく付き合い、現場を引っ張っていった。

 撮影終了後、インスタントカメラで撮った写真にメッセージをお願いすると、こうつづってくれた。

拡大する写真・図版大杉漣さん=2010年

 「板谷、あるがままに」

 若すぎて、深い意味はわからなかった。しかし年齢を重ねるごとに、いくつも意味を考えられるようになってきた。

 例えば、演じた役を離れた後も…

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