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 新型コロナウイルスによる肺炎の影響でマスクが品薄になるなか、インターネット上では高額転売とみられるマスクの出品が目立っている。フリマアプリ大手メルカリや「ヤフオク!」を運営するヤフーは、適切な範囲での出品や購入を利用者に呼びかけた。

 メルカリによると、需要の高まりや品薄に伴いマスクの取引が増え、高額出品に対する疑問の声や問い合わせも寄せられたという。4日、サイト内に利用者への「協力のお願い」を掲載した。現時点でマスクの出品は禁止していないが、取引状況によっては事務局が入手経路の確認や商品の削除、利用制限などを行うという。ヤフーも5日、「必要な方が必要な量の商品を確保できるよう、ご配慮ください」とのコメントを載せた。

 消費者庁は、今月からプラットフォーマーに対して利用者への注意喚起を要請している。消費生活センターには転売に関する苦情も寄せられているという。同庁の伊藤明子長官は5日の定例会見で、「本当に必要な人にマスクが届かなくなってしまうので、転売目的の購入は望ましくない。冷静な対応をしていただきたい」と消費者に呼びかけた。(野村杏実)