[PR]

 国連のグテーレス事務総長は4日、米ニューヨークの国連本部で記者会見し、原爆投下から75年となる今年8月6日に、広島市で開かれる平和記念式典に参列する意向を明らかにした。現職の国連事務総長の同式典参列は2010年の潘基文(パンギムン)氏以来で、10年ぶり。

 グテーレス氏は会見で「(国連にとって)核軍縮は重要な優先事項だ」と述べた上で、式典への参列は「広島との連帯を示すだけでなく、核軍縮や不拡散に対する私の強い決意を示している」と話した。

 グテーレス氏の式典参列について、広島市の松井一実市長は5日、報道陣の取材に「大変喜ばしく思っている。世界中の為政者が核兵器のない世界に向けての歩みを進める後押しとなるメッセージを出していただきたい」と語った。

 グテーレス氏は18年、国連事務総長として初めて長崎市の平和祈念式典に参列した。(半田尚子)