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 中京圏の高速道路料金の見直しを進めていた国土交通省が5日、新たな料金案を発表した。名古屋高速と名古屋第二環状道は2020年度中に、均一料金制から距離に応じた料金制度になる見通しで、名高速は現在、普通車は780円(一部路線を除く)だが、距離に応じて280~1320円になる。

 国交省が新たな料金案を示したのは、名高速と名二環のほか、東海環状道の内側にある名神、東海北陸、東名阪、中央、東名の各高速道路。1キロあたりの料金(普通車29・52円)と、固定料金(名高速は250円、他は150円)を加えたものが基本となる。名二環は現在、普通車で30キロ未満が510円、30キロ以上が620円だが、新料金はこの1・5倍を超えない範囲とする。さらに、遠回りをした場合の料金を最短経路と同じにして、都心部の混雑緩和をはかる。

 このほか、名高速は車種による料金を現在の2区分(普通・大型)から、中日本高速道路管内の道路と同じ5区分にする。

 名古屋高速道路公社と中日本高速道路は、国交省の見直し案をもとに具体的な料金案を出す。国交省の認可などを経て、新料金は2020年度に予定される名二環の全線開通に合わせて始まる見通しだ。(田中恭太)