[PR]

 トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」をめぐる上院の弾劾(だんがい)裁判は5日(日本時間6日朝)、陪審員を務める上院議員による評決があり、「権力の乱用」などの訴追について、与党・共和党の多数票で、無罪判決が下された。これで、トランプ氏は罷免(ひめん)を免れた。米国史上3例目となった弾劾裁判は与野党の対立がそのまま審理に持ち込まれ、証人の召喚もないまま、想定通りの結論が導かれた。

 トランプ氏は判決後、「でっち上げの弾劾裁判に対する我が国の勝利について話そう!」とツイートし、6日正午(同7日午前2時)に声明を発表すると明らかにした。また、「トランプ 永遠に」という内容の動画も投稿し、これからも大統領で居続けることを強調した。これまで「弾劾は野党・民主党による党利党略」などと繰り返し語っており、無罪が確定したことで、11月の大統領選に向けて「何ら問題ないと証明された」と主張するのは必至だ。

 弾劾裁判でトランプ氏を罷免するためには、100人の上院議員のうち、出席者の3分の2以上が「有罪」と判断する必要があった。評決では①自らの選挙を有利にするためウクライナに圧力をかけたとする「権力の乱用」は「有罪」が48人、「無罪」が52人②下院の弾劾調査への協力を拒否し、政府高官らの証言を禁じた「議会の妨害」については「有罪」が47人、「無罪」が53人だった。いずれも過半数にも届かず、トランプ氏の無罪が確定した。

 現在、上院では共和党が53議席、民主党・無所属は47議席。評決はほぼ党派通りだったが、共和党の2012年の大統領候補で、トランプ氏に批判的なロムニー議員は「権力の乱用」について「有罪」とした。

 下院は昨年12月18日、民主…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら