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 6日の東京株式市場は日経平均株価が続伸し、前日の終値より321円54銭高い2万3641円10銭で取引が始まった。上げ幅は一時400円を超えた。中国などで感染が拡大する新型肺炎の治療薬が発見されたことなどが伝わって大幅高となった米国市場の流れを引き継いだ。

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 5日のニューヨーク株式市場は、新型肺炎の治療薬をめぐる報道などを受け、主要企業でつくるダウ工業株平均が3日続伸し、前日比483・22ドル(1・68%)高い2万9290・85ドルで終えた。今週に入り投資家はリスクを取る姿勢を強めており、ダウ平均の上げ幅は3日間で計1000ドルを超えた。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も上昇。同40・71ポイント(0・43%)高い9508・68で引け、史上最高値を連日で更新した。

 中国を中心に感染が拡大する新型肺炎で、中国の研究者が治療薬を発見したと伝わった。市場への資金供給など、中国当局の経済対策への期待も根強い。足元の米国経済でも、米民間雇用サービス会社が朝方発表した1月の雇用リポートで、就業者数の伸びが市場予想を大きく上回ったことが相場を支えた。

 一方、6日の東京株式市場も米国市場の流れを受けて日経平均株価が続伸し、前日の終値より483円63銭高い2万3803円19銭で午前の取引を終えた。午後には、上げ幅が一時500円を超えた。(ニューヨーク=江渕崇)