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 三菱重工業は6日、開発を進める国産初のジェット旅客機「スペースジェット(旧MRJ)」の事業が想定した収益を見込めないとして、同事業に関する損失1753億円を2019年4~12月期決算(国際会計基準)に計上したと発表した。

 スペースジェットに関連した減損処理を発表するのは初めて。初号機の納入時期を21年度以降に先送りすることも発表し、開発の遅れが業績に大きく影響を与え始めた。

 20年3月期ではスペースジェットの損失額は2700億円に膨らむ。業績予想の純利益は当初の1100億円から1千億円に引き下げた。将来の利益を前提に税金の前払い分を資産に計上する「繰り延べ税金資産」を計上し、スペースジェット事業の特別損失と相殺したことで純利益を確保した。

 スペースジェットをめぐっては…

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