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 東京都荒川区の自宅で女児(2)が頭などを大けがして重体になり、母親の交際相手の男(34)が暴行容疑で逮捕された事件で、警視庁は6日、男を傷害容疑で再逮捕し、発表した。男は容疑をおおむね認め、「夜泣きを謝らず腹が立った」などと供述しているという。

 男はさいたま市の無職落合光太容疑者。人身安全関連事案総合対策本部によると、1月5日夜、交際していた30代女性が住む荒川区のマンションの一室で、女性の長女の女児を居間の床に投げ飛ばすなどし、急性硬膜下血腫や右手骨折を負わせた疑いがある。

 調べに対し、「以前から夜泣きがうるさくていらいらしていた」と供述。夜泣きや寝つきが悪いことについて同日午後7時に謝ることになっていたとし、「約束の時間になっても何もせず眠そうにしていたので腹が立った」と話しているという。女性は、抱え上げられた女児をいったんは助けたものの、すぐに奪い返されて投げ飛ばされた、と説明しているという。

 同日午後7時55分ごろ、女児のぐったりした様子に気づいた女性が119番通報。捜査関係者によると、落合容疑者は救急隊員らに、女児は自分でけがをしたとの趣旨の話をしたという。2日後の7日、傷の状況から虐待を疑った病院が警視庁に届け出た。

 同庁は1月26日、同2~3日に女児を布団の上に投げ飛ばしたなどとする暴行容疑で落合容疑者を逮捕し、捜査を進めていた。