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 トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」をめぐる弾劾(だんがい)裁判で、米上院は5日、無罪判決を言い渡した。罷免(ひめん)を免れたトランプ氏は、再選を目指す11月の大統領選で、反転攻勢をかける材料を得た格好だ。米社会の分断が進むなか、議会が大統領にチェックをかける限界もあらわになった。

 「無罪と判決する」。裁判長のロバーツ連邦最高裁長官が上院で宣言した15分後、トランプ氏はツイッターに動画を投稿した。

 動画では米誌タイムの表紙に「トランプ 2024」と書かれた選挙用ポスターが登場。米国の大統領は憲法の規定で2期8年しか務められず、立候補もできないはずだが、数字は「2028」「2032」と変わり、最後は「永遠に」となった。まるで無罪を勝ち取り、「不死身」を宣言したかのようだった。

 トランプ氏にはこれまでも、不倫相手とされる女性への口止め料支払いや、ロシアが16年の大統領選に介入したとされる「ロシア疑惑」をめぐるスキャンダルが浮上。しかし、支持者には「魔女狩りだ」と訴え、むしろ自分への不当な攻撃だと位置づけ、利用してきた。

 弾劾裁判も無罪となったことで、11月の大統領選に向け、最大の武器にする構えだ。トランプ氏の選対本部は5日の声明でさっそく、「このナンセンスによって大統領の選挙運動はさらに大きく、強くなった。でっち上げの弾劾は、米国政治史上、最悪の誤算となる」と攻撃を開始した。

 弾劾を受けた大統領が、再び大…

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