[PR]

 北九州を福祉のまちへ――。指定暴力団工藤会の本部跡地(北九州市小倉北区)に、複合的社会福祉施設が建設されることになった。ホームレス支援で全国的に知られるNPO法人「抱樸(ほうぼく)」が用地として購入する。工藤会の「象徴」のあった土地の使い道は関係者の悩みの種だったが、道筋が見えてきた。

 跡地では6日も更地にする作業が進められた。塀までほぼ取り壊され、どこにでもある空き地だが、使用制限を告げる標章がはられた部分だけは、暴力団対策法で撤去が禁止されているため残されている。近くに住む50代男性は「何年も空き地が残るのかと心配していた。実績ある団体が手を挙げてくれてよかった」。

 抱樸の前身は、1988年12月にホームレス支援を始めた団体。市内を巡回して路上生活者に声をかけ、炊き出しをし、住居の提供や就労支援なども手がけてきた。2000年にNPOを設立。抱樸によると、市内のホームレスはピークの04年は約500人だったが、現在は約60人にまで減ったという。罪を犯して服役した人の更生保護事業も行っている。

 近年、生活保護者らを充実した…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

関連ニュース