[PR]

 6日のニューヨーク株式市場は、主要企業でつくるダウ工業株平均が前日比88・92ドル(0・30%)高い2万9379・77ドルで終え、1月半ば以来ほぼ3週間ぶりに史上最高値を更新した。中国による対米関税引き下げ表明などを好感した。感染が広がる新型肺炎をめぐる警戒感が和らいだこともあって4日連続の上昇となり、この間の上げ幅は計1100ドルを超えた。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も続伸。同63・47ポイント(0・67%)高い9572・15で引け、やはり史上最高値を塗り替えた。

 中国政府は6日、対米報復関税の一部税率を14日に引き下げると発表。米中通商交渉の「第1段階の合意」に基づき、米国が対中関税の税率引き下げに踏み切るのに歩調を合わせた形で、市場では米中交渉進展への期待が高まった。(ニューヨーク=江渕崇)