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 「腕を広げた長さと身長は同じ」ってホント? そんな疑問を探究した熊本県天草市の小学生2人の研究が、国内外から1万点を超える応募があった自由研究作品コンクールで入賞した。

 素朴な疑問の探究に取り組んだのは、同市立本渡北小5年の岡部文香さん(11)と松本望愛(のあ)さん(11)。研究テーマは「縦横ぴったり人間は誰だ!~身長と腕を広げた長さを比べよう」。それが本当か、年代で違いがあるかなどについて、乳幼児から60歳まで141人からデータを取って分析。その結果、年代別では、園児は身長の方が腕を広げた長さより長いが、大人になるほど、腕を広げた長さの方が長くなることがわかった。

 この研究結果を、一般財団法人理数教育研究所が全国の小中高生から募った「算数・数学の自由研究作品コンクール」に応募。今年度の審査委員特別賞を県内で唯一受賞した。日常生活や社会で感じた疑問を算数・数学を用いて探究し、リポートの内容を競うこのコンクールには、国内外から1万7821点の応募があり、14点が入賞した。

 2人は4日、同小であった「北っ子の集い」で全校児童の前で研究内容を発表。発表後、「調べるのは大変だったけど、全国までいけてよかったです」などと話した。(大矢雅弘)