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 箱根登山鉄道(神奈川県小田原市)で1919(大正8)年から昭和、平成、令和と100年間にわたって箱根の山々を走り続け、昨夏引退した車両「モハ1形―103号」が埼玉県宮代町の日本工業大学に寄贈され、7日、一般公開が始まった。学生の実習教材としても活用されるという。

 モハ1形は1世紀前、箱根登山鉄道の前身・小田原電気鉄道が神奈川県箱根町の箱根湯本(標高96メートル)―強羅(同541メートル)間の営業開始に合わせて導入した。元々の車体は木造だったが、小田急の電車が箱根湯本まで乗り入れ始めた50年に半鋼製に改造。台車の交換や車体の塗り替えなどの改良も施されてきた。

 モハ1形―103号は全長約14・7メートル、幅約2・6メートル、高さ約4メートル、総重量34・4トンで定員93人。平均勾配は1千メートル進んで20メートル上がる20パーミル、最大80パーミル。「吊(つ)り掛け式」という駆動装置で、「ウーウー」とうなるような独特な音をたてながら坂を上る。

 日本工業大学駒場高校(東京都…

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