[PR]

 仙台市青葉区の自宅で次男(当時7)の首を絞めて殺したとして、殺人の罪に問われた住所不詳、無職菱沼芳徳被告(40)の裁判員裁判で、仙台地裁の江口和伸裁判長は7日、懲役10年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。

 判決によると、菱沼被告は2019年3月27日午後11時ごろ、寝ている次男の首を殺意をもって両手で絞め、窒息死させた。

 裁判では、菱沼被告の双極性感情障害の影響があったかが争点となったが、江口裁判長は「症状は著しく影響しておらず、心神耗弱状態ではなかった」と述べた。妻子との別居が迫っていることに思い悩み、子どもたちと一緒にいたいと考えて犯行に及んだことを「身勝手な行為」と指摘。「本来養護すべき父親が、就寝中で抵抗できない子を殺害し、悪質だ」とした。

 裁判員を務めた女性(24)は「罪の意識を持って自分の行ったことに向き合ってほしい」と話した。

別居2日前「離れたくない」

 裁判長から「身勝手」と指摘された菱沼被告。5回の審理では、殺害に至る経緯が明らかにされた。

 検察、弁護側双方の冒頭陳述や被告人質問によると、菱沼被告は妻と子ども3人の5人暮らし。17年2月、仕事のストレスから抑うつと診断され、翌年に退職してからは自宅に引きこもっていた。生活が困窮して妻に離婚を告げられ、抵抗したが別居が決まった。

 別居が2日後に迫る中、自分の…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら